2015年8月17日月曜日

アマチュア無線

趣味の王様と言われています。いったい何をするんでしょうねぇ。

その昔、携帯電話もなかった頃、車に積んだ無線機で話をしながらドライブするのは、一種の優越感があった。けど、携帯電話でいつでも、どことでも話せるようになると、何のメリットも優越感もありませんぜ。

で、無線で何をするのかというと、遠くの知らない人と話をする....だけ。(笑
それでも、その道に踏み込むと、奥はかなり深いのでありますよ。

使う周波数やら季節やらで、届く地域が違ってきたり、無線機やアンテナでずいぶんと届く範囲も変わってくるのです。
QSLカードという交信証を交換する風習があるので、きれいなカードをたくさん集めるってのも、趣味としてはよろしいですね。

さて、むかぁし四駆に乗っていた頃、『無線機ほしくね?』という仲間に誘われて、ええ歳こいて電話級アマチュア無線技士(現在は第4級)の資格をとった。小学生でも合格できる資格である。でもいったん資格を取ってみると、もっと昔、中学生の頃にやりたかった欲望がむくむくと頭をもたげてきたので、電信級(現在は第3級)をとった。それでも海外交信のメインバンド(周波数帯ね)に出られないので、必死こいて勉強して第2級に合格した。まぁ、これ以上は必要ないでしょう。
おかげで、タイに駐在中は現地のアマチュア無線連盟(Radio Amateur Society of Thailand)の会員となって、日本向けに数百局と交信することができた。
チェコはあまり無線は盛んではないようだ。それらしいアンテナはほとんど見かけることがない。駐在先がドイツだったら、日本の免許で運用(相互運用協定ってのがあります)できたのにねぇ。
そうそう、あたしはバリバリの文科系直感型人間ですので、無線工学や電子回路などというおぞましい物は、さっぱり理解できていません。

現在は海外生活なので、日本で無線局は開いていないけど、家に大切に保管してある道具を紹介してしまいます。自分の覚えのためですよ。

※2015.11.18
無線機の写真を追加。ネットからの拾い物なので、不都合あれば連絡ください。削除します。

Ⅰ.無線機編
1) KENWOOD TS-850S LIMITED
オールバンド、オールモードのトランシーバーで、出力は100W。主に遠距離交信に使用

2) KENWOOD TS-670
7・21・28・50MHzオールモードのトランシーバー。電話級合格して購入したもの。出力は10Wで、現在はトランスバーターをつけて144MHzの親機として使用
ちなみに、これを使って初めて交信した相手は韓国の局だった


3) YAESU FT-290 mk2+FL-2020
144MHz車載用で、FL-2020は10W出力のリニアアンプ

4) ICOM IC-02N
430MHz用ハンディートランシーバー

Ⅱ.アンテナ編
1) Creative Design 318B
短波帯(14・21・28MHz)用の八木アンテナ。エレメント長は8m以上あります

2) Creative Design 2x209A
144MHz帯用の9エレメント八木の2段スタック

日本へ帰って現役を引退したら、整備して復活しようと思ってます。

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