2017年2月28日火曜日

Water is wide

今朝もいい天気です。気温は2℃で、最高8℃まで上がる予報です。こりゃ、十分ゴルフができるな....と、ちょっとウキウキしてきます。特に、この週末はプラス二桁まで気温が上がりそう。2月なんだけど、春到来と言ってもいいくらいです。果たして寒波はまだ来るのか?最近の話題はもっぱらこれです。
75km地点。40km付近で夜が明けます。

フィヨルド(仮称)はまだ凍ってます。


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奇跡の山、淡々と練習を続けています。

週末に会得した二小節目の運指、至極順調です。ただ、2フレットセーハで4弦が鳴らない問題、ひょっとしてネックが動いたのかな?と思い、トラスロッドを少し戻した。約30度+αくらい。少し様子を見ないと分からないが、これでローフレットが押えやすくなってくれるとありがたい。

一曲完成間近になると、次の曲への浮気心が出てくる。はてさて何を?

以前弾いていて忘れてしまった曲なんだが、『Water is wide』だ。いろんなギタリストが弾いているんだけれど、秀逸なアレンジなのはEd Gerhardのものだ。
DENPO-Gスタジオの主に影響を受けて、練習してた。ずいぶん昔のことだから、すでに忘却の彼方にある。(笑

先日、本棚を整理してたら、この楽譜を持って来ていたことに気付いた。それなら、有名なこの曲をレパートリーに入れてしまおう......と考えた。海外でもウケるかもしれない。

そもそも、このWater is wideなる曲に初めて出会ったのは高校生の頃、P.P.M.(Peter, Paul & Mary)のLPに入っていたものだった。このLPでは『There is a ship』という題名だった。詩が泣かせるよね。
残念ながら、Mary Traversさんは2009年に亡くなってしまったんだが、彼女を思い出しながら弾くってのも一興だ。

たしか、運指はさほど難しくなかったような記憶がある。コピーするのに一カ月はかかっていなかったはずだ。

彼が使用しているギターはブリードラヴ。アメリカのオレゴン州で作られている。ボディーは大きいんだが、薄いので抱えやすいしレスポンスもいい。このシグネチャーモデルなんだが、現在は生産されていないようだ。日本ではヤマハが代理店になっている。

ギターはともかく、この曲が弾けたらちょっとカッコいいと思うぞ。

2017年2月27日月曜日

週末はギター三昧

今日はいい感じに晴れています。そろそろ10時ですが、気温は2℃。コーヒーの美味しい気温です。すいません、おやじギャグです。
もうプラハを出る時は、東の空が明るくなってきています。通勤途中で正面から太陽が昇ります。そう、サングラスの季節になりました。面倒ですが、嬉しくもありますね。僕は眼鏡をかけているので、かけ替えるのが面倒なんです。
今日の最高気温は10℃の予想。この調子で今週は暖かい日が続きそうです。
レトナー公園

カレル橋の旧市街側
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いや、怠惰に流れた訳じゃあない。結果としてはそうなんだが。(笑

土曜日はすごくいい天気だった。ゴルフの練習でも行こうかと思ったんだが、一週間の疲れで出かける気になれずに終わった。日曜日は....と思たんだが、そう思うと天気がよろしくない。気温はプラスだから、さほど寒い訳じゃないんだが、曇っていると寒々しい。だから出かけない。

結果として、ギター三昧ってことになった。

ここしばらく続けている『奇跡の山』なんだが、この週末で通して弾けるようになった。鬼門はやっぱり二小節目なんだが、YouTubeで岸部さんの運指を見て、はたと気付いた。これ以来、失敗率は一気に下がった。

2月14日のブログで『基準になる指を決めよう』と考えて、中指を基準にして試していた。それでも悪くはなかったんだが、まだミスする確率が高かった。YouTubeで岸部さんの演奏を見てて気づいたのは、中指ではなかった。
動画を観ているとわかるんだが、6弦を押さえている薬指をそのままスライドさせている。ってことは、薬指を基準に位置決めしてるんだな....と。

やってみたらうまくいった。確率はこっちの方が高いな。ということで、もう少し慣れれば、鬼門の二小節目を卒業できるかもしれない。ところが、人差し指セーハで押さえている4弦2フレットが鳴らない。思わず力を込める。でもならない。岸部さんがセーハしていないのは、このへんにあるのかもしれない。

ここまで真剣に繰り返し弾いていたら、左指の先が痛くなってきた。最近、ここまで根を詰めて弾いたことはなかったな。

その後、YouTubeで曲の流れを確認して、その通りに流す。あとは慣れるだけだ.....ってところまでたどり着いた。この曲、きれいなメロディーの割には、運指が意外と簡単だったような気がする。いつもは一曲完成するのに数か月かかるんだが、一ヶ月弱で先が見えてきたもんな。

ギターを弾くのにも飽きてきたので、日曜日の夕刻から買い物へ出かけた。
Albert(アルベルト)へ来ることが多い

この模型屋さんに惹かれる(笑

本屋さんへもたまに寄り道

エスカレーター横にジャングルジム

この滑り台はいつも子供に人気だ

先週同様、ブン・ボー(笑
そんなこんなで、短い週末は終わってしまいました。

2017年2月24日金曜日

強風が続く

今朝も暖かくて、気温は5℃。最高は9℃まで上がる予報です。プラハを出る時には、すでに東の空は明るくなりかけています。日の出は6:52。ちょっと曇っていて太陽は出ていませんが、明るくなるのがずいぶん早くなりました。
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ここ数日風が強い。だから、風の音で夜中に目が覚めることが続いている。特に昨晩は強烈だった。

昨晩は桂で会食して、アパートに戻ったのは22時半頃。桂を出た時には、さほど風が強いとは思わなかった。駐車場からアパートへ行くまでもそう。ところが、部屋へ入ってみると、北西風が強烈だった。シャワーして、23時半には寝たんだが、やっぱり風の音に起こされた。時計を見ると深夜2時。

途中で目が覚めると、なんか悔しいよね。ちょっと損した気分になるんだが、それまではぐっすり寝た気分なのだ。起きてしまうか?いやいや、まだ夜中の2時だし。(笑
ぐっすり寝た気分なのに、再び寝入ることができる。ぐっすり気分はまやかしだったのか?

そんなんで一夜明け、いつも通り6時過ぎにアパートを出て一路フンポ村へ向かう。

どこも強風だったのだろう、高速道路横の木が倒れている。75kmからの下道は、木の枝が散乱している。なかには結構太そうな枝もあったな。それらをよけながら、予定通りに会社に到着した。

日本だと台風一過のような状態と言えば想像がつくだろうか。

今日の天気予報、大荒れの天気になるらしい。この週末の天気もあまり芳しくなさそうだ。天気が良ければ、外出して散歩も考えていたんだが、これでは部屋ごもり=ギターの練習になりそうだ。

金曜日になりました。良い週末をお過ごしください。

2017年2月23日木曜日

雪解け

今日も小雨です。が、気温は朝っぱらから7℃もあるので、雪解けも進んでいます。
75km地点からの眺め。もう雪は見えません。下道沿いもところどころに少し残っているくらい。いよいよ春は近いと感じます。特に風に冷たさを感じなくなってきました。

雪解け 雪融け 雪溶け 『とける』漢字としては、いずれも正しいような気がします。

溶ける:物質が液体に溶解することをさす
融ける:雪という水の個体が変化(融解)することをさす

一般的には『解ける』が正しいとされています。意味合いでは『融ける』も正しいようですが、常用漢字で『融』は『ゆう』としか読ませないようなので、この場合は使えないってことになります。しかし、『解ける』ってのも、何か試験の問題を解くような感じなので、ピンときません。まあ、消去法でいくとこれって感じなんでしょう。

今朝のこと。
いつも通り、朝5時に起きてパンとカップスープで朝食をとった。5:30になったので、そろそろ顔を洗って準備しようと立ち上がった途端......停電。

こんな時のiPhoneは便利だな。懐中電灯代わりに使って出かける準備を進めた。が、一向に電気がつかない。外を覗いてみると、近隣の建物もみんな停電。ってことは、駐車場のシャッターが開かないってことだな。

ボーっと待つこと数分。結局6時過ぎに通電した。いつもより10分ほど遅れてアパートを出発。まあ、会社には十分間に合う。

就職して以来40年ちょっと、会社に到着するのは始業の30分前と決めて実行している。コーヒーでも飲んで、意を決して仕事に向き合いたいからだ。途中で何かあっても間に合うしね。

こんな停電、チェコに来て初めて経験した。昨夜から風が強かったから、どこかの架線が切れたのかもしれんな。

インドでは、停電は日常茶飯事だ。食事中・シャワー中も関係ない。だからほとんどの家は自家発電の装置を持っている。会社でも同じで、停電は頻繁に起きる。この電気的なショックで通常壊れないような電子装置が壊れてしまうこともしばしばだ。

それに比べれば、たかが30分の停電、大したことじゃあないな。

2017年2月22日水曜日

垂涎のギター

プラハは小雨、フンポ村は曇り時々晴れ間って感じです。そろそろ11時になりますが、気温は8℃。最低気温も零下になる予報は出ていません。これはもう春と言ってもいいんじゃないか?と思うのです。
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アマチュアながら垂涎のギターがある。アマチュアだから....と言い換えた方がいいかもしれない。ミーハーだから、好きなギタリストの持っているギター=垂涎のギターとなるんだ。

大阪の三木楽器のサイトをつらつら眺めていたら、とんでもないギターが中古で出てた。それがこちら。といっても、既にSOLD OUTになっている。誰が買ったんだ?金持ちのコレクターかな?この価格のギターがほんの数日で売れてしまう恐ろしさ。金満ニッポンはまだまだ健在なのか?
モデルSK。ドルフィンさんからお借りしています
2004年製の中古なんだが、価格はなんと約二百五十万円。(笑
自動車を買ってもおつりが来そうな価格だな。このソモギはベース価格が二百万円らしいから、さもありなん。
三木楽器のものと上の写真は若干異なったモデルだ。Modified Dreadnoughtってのは、マーチンのドレッドを縮小したモデルでフィンガーピッキングに適しているそうだ。こんなん、もちろん弾いたことはない。このモデルSKってのは、Shun Komatsubara=小松原俊のシグネチャーモデル。

そもそもソモギはハンガリーのブダペスト出身だ。もともとはクラシックギターの制作をしていたんだが、1978年頃からスチール弦のギターを造り始めた。

一体何が違うんだ?どーしたらこんな音になるんだ?疑問はたくさんあるんだが、表板のファンブレーシングと側板のダブルレイヤーあたりがそのカギなのかもしれない。もちろん、最高の木材を使っているってものあるはず。

初めて見た時、ヘッドの形状がビリケンさんの頭に見えて違和感まるだしだった。そのイメージはいまだに消えないけれど、だんだん素晴らしく見えるようになってきた。不思議なもんだ。(笑

宝くじでも当たらない限りは決して買わないこのギター。持ってる人は持ってるんだよね。

2017年2月21日火曜日

盗難騒ぎ一件落着

昨夜は風が強かったです。しかも雨。最上階では風当たりがきつくてごうごう鳴るし、天窓に当たる雨音も結構うるさいのです。夜中にも数度目が覚めてしまったくらいです。
今朝も相変わらず暖かいチェコです。フンポ村では6℃。まだ雨が降っています。今日は終日こんな感じのようです。


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さて、昨年末にドレスデンですられた財布の顛末。

クレジットカード、給油カードに運転免許を再発行してもらってきた。最後の難関はチェコのIDカードだ。これは居住者証とかビザとか、いろんな呼び方はあるけれど、正式にはBio metric cardと言う。直訳すれば生体認証カードということになる。たぶん、登録番号が採取した指紋データとリンクしていて、ことが起きた時にはこれを生かすということなんだ....と勝手に解釈している。

昨日は午後から内務省の事務所へ受取りに行って来た。例の面倒臭い場所にあるところだ。
前回は駐禁の場所に路駐して勝負したが、今回は隣の団地の駐車場へ駐車しておいた。良くはないけど、罰金払うよりマシだからね。

弁護士事務所のアシスタントと落ち合って、受付票をとる。機械がチェコ語表記だから、アシスタントに頼るしかないのだな。

予約時間は14:20だったのだが、予想を裏切ってそれ以前に受付番号が表示された。指定のブースへ行くと、ちょっと若めのおねーさんだったが、アシスタントは外で待っていろ』と言っている。こんなん初めてだから、ちょっと不安。それでも英語で少々やり取りして、無事カードを受け取った。その間わずか10分。

アシスタントのおねーさん『Incredible!』と叫んでいた。それほど早かったということだな。

これにて、盗難騒ぎも一件落着した。三ヶ月掛かっていないから、十分速い対応だったといえる。

16:30に床屋を予約しておいた。ホテルの中にある床屋だから、英語が通じるからここを使う。そんな人が多いのか、週末に予約しようと思うと、少なくとも二週間前には電話しないといけない。日本のように飛び込みでやってくれる床屋はチェコには少ないのだ。

暖かくなってきたので、短くカットしてもらったら、頭が寒い。(笑 ちょっと早すぎたかも。

その足で空港近くのモールへ行って、食料品など買い物。ついでにフードコートで晩ご飯にした。
最近のトレンドは、『フードコートでベトナム料理』だ。
昨夜はブン・ボー(ベトナム風まぜ麺)と生春巻き。ちょっとフォーにも飽きてきたから、このブン・ボーが最近のお気に入りだ。
これでしめて150コルナってのがいいよね。結局食べきれんかったけど、美味かった。フードコートでこの味のレベルなら全然OKだ。
生春巻き、ここではSummer Rollと言っている。なんで夏なんだ?Spring Rollは揚げ春巻きなんだそうだ。

早く帰宅できたので、早速『奇跡の山』の練習を続ける。少しづつではあるが進歩してる。ほぼほぼ運指も確定したので、体に覚えこませることと、全体を通して練習することが残りの課題だ。問題はね、一つの曲に集中してると、他の曲を忘れていくってことだ。年寄りの記憶領域は小さいから、忘れんように練習しなくちゃね。

そうそう、Savarez A140L弦の寿命に関してなんだが、ピラミッドと比較するとちょっと短い感じがする。張ってから二週間と少々経過しているが、すでに6弦の響きが少しこもってきた。こんなもんだろうか。長寿命をうたうほどの寿命ではないな。それでも音がいいし、プラハでも買えるって点がいいね。

2017年2月20日月曜日

ゴルフも始動

朝っぱらからプラス1℃、曇ってはいますが暖かいです。天気はあまり良くなさそうですが、ここしばらくは最低気温もプラスを維持しそうです。2月というのに、春のような。
50kmの休憩地点
プラハ市内はほとんど雪はありませんが、郊外に出るとまだまだ残っています。南に行くにしたがって雪は増えてきますが、ずいぶん地面がのぞいてきました。春は近いですぞ。
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さて、恒例の週末振り返り。

いつも土曜日の午前中に、日本に居る家内とFacetimeでしゃべるんだが、今週は家内が地元開催の押尾コータローのコンサートに行くというので、日曜日に変更した。したがって、土曜日は完全に暇である。

少し前から練習を始めた『奇跡の山』を続ける。いきなり2小節目から進まなかったんだが、土曜日の練習で一気に3ページ目まで進んだ。完全か?と言うとそうじゃあない。相変わらず2小節目は間違える。弾いているうちに慣れるしかないだろうね。

2ページ目から3ページ目は意外と簡単に進んだ。運指に詰まるとYoutube先生で岸部さんの演奏を確認。それなりの運指が決まった。

あとはひたすら繰り返すのみ。おかげで久しぶりに左指が痛くなった。練習中は運指をきっちりすることを心掛けている。曲のニュアンスを出すのはもっと後になるな。

この曲のニュアンスってことなんだけど、
1) 強弱をつける
2) スピードの変化をつける
3) メロディーと伴奏の強弱を付ける
4) 間をつくる
気を付けるのはこんなところだろうか。何か実践されている方がいれば、是非教えてほしいな。

日曜日の午前中はFacetime。午後からはやっと重い腰を上げてゴルフの練習に行って来た。クラブを握るのは3カ月ぶり。今年の冬はサボったもんだ。日曜日は天気も良かったから、外に出る気になったんだ。

初心者君も行くというので、EPSONのM-tracerを忍ばせて練習場へ行った。

『教えてやるよ』って言ったのはいいんだが、成果が出なかったら立場がない。(笑 しょっぱな、しばらく今まで通りに打たせてみる。違和感満載だ。(笑

指摘したのはボールの位置とクラブのアドレス。これを直したところ、いきなりいい音でバンバン飛ばすようになった。距離はさほど出ないが、狙った方向に真っすぐ。若干スライスするのはご愛敬だ。M-tracerで計測したデータを見せると、それなりに納得できるようで、進歩も早くなるような感じだ。次回のコンペ(3月11日)ではBM(ブービーメーカー:どんけつ)やBB(ブービー:どんけつの一つ前)は脱出してね。

そんなこんなで、自分の練習(主にはアプローチ)をしながら、半日を練習場で過ごした。17:30頃まで練習していいかげん疲れたし、少し寒くなってきたので撤収。

帰路は共和国広場(Náměstí Republiky)にあるPalladiumのフードコートで一緒に晩飯。アパート帰着は19:30頃だった。

久しぶりに体を動かしたので、夜は熟睡。いい一日だった。

2017年2月17日金曜日

スラヴ叙事詩の公開

今日は雨です。昨日まで4日間連続の快晴だったのに。一気に雨とはえらい変わりようです。それでも雨は嬉しい。雨の匂いは久しぶりです。春が近づいている証拠です。今朝の気温もプラス2℃。最高は5℃の予報です。

雨のプラハもいいもんですよ。オレンジのナトリウム灯に照らされて、キラキラ光る石畳がきれいです。日本に比べると、降水量の少ないチェコ。こんな日に観光されるのは、ラッキーですぞ。

チェコ人の80%くらい(イメージね)は雨でも傘をさしません。フード付きのアウターを着るのが一般的。僕も今日はスキー用のジャケットを着て出勤です。
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このブログでも何度も触れたけど、スラヴ叙事詩が東京で公開される。3月8日から6月5日まで、国立新美術館(東京・六本木)だ。詳細はこちらを参照。

すでにチェコからは飛び立っているはずで、日本には到着しているかと。
昨年から販売されているペアチケットは既に完売だそうだ。当日券は1,600円、プラハでは150コルナだったから、ちょっとお高いが、観る価値はある。

この東京での公開なんだが、日・チェコ国交回復60周年の記念とのことだ。そんなこともあってか、年始早々から岸田外務大臣がチェコを訪問していたらしい。

そもそも国交回復ってことは、国交断絶してたってことなんだが。ある所では、国交樹立96周年って表記もあるし、いったい何がどうなっているのやら。この国の生い立ちの複雑さなのか。

ともあれ、今年は60周年で、チェコでも様々な行事が行われるようだ。正に昨日から始まった『映画祭』。あまり良さそうな映画ではなかったので、パスしちゃおう。

スラヴ叙事詩、観に行ける方には強くお勧め。特に、『東ローマ皇帝として 戴冠するセルビア皇帝 ステファン・ドゥシャン』と長い名前がついているこの絵。


この自撮棒を見逃してはいけませんぜ。ただし、見つけても決して笑ってはいけませんよ。しかし、本当はこれ何なんだろうね。

さて、金曜日になりました。良い週末をお過ごしください。

2017年2月16日木曜日

西村歩の新譜

快晴も四日間連続です。久しぶりに75kmから下道を走ってきました。日陰はまだ凍っていますが、路上の雪はほとんど溶けています。現在の気温は0℃。9時前なのにずいぶん暖かいです。
75km地点。周りはまだまだ真っ白。

フィヨルド(仮称)も凍ったまま。車が通った跡が。
大丈夫なのか?森三中みたいにならんのか?笑
昨夜は出発ギリギリまであたふたと仕事をしてたので、食料品の箱を持ち帰るのを忘れました。やっぱり慌ててはことを仕損じます。
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さて、西村歩の新譜『HEARTLAND』が出たね。ポッドキャストやFBで録音してることは知っていたんだが、意外と早くリリースされた。メールも届いたし、日本の自宅へもはがきが届いていたらしい。う~ん、販売に力が入っとるな。

彼のサイトでサンプル音源が聴けるので、昨夜聴いてみた。いい曲が多いし音も素晴らしい。ほしいんだけど、アマゾンでは扱っていないから、ちょっと無理だな。夏の一時帰国までお預けってところだ。同時にPDFの楽譜もリリースされるから、これも欲しいな。

とは言っても、実は西村歩のライブには行ったことがない。彼が本格的にライブ活動を始めたころには、すでに海外に居たからなんだが、こんなアーティストが多くなってきた。

これは帰国してからが楽しみだな。

頻繁にDENPO-G STUDIOからのライブ案内をもらうんだが、さすがに行けないから指をくわえてFBを眺めていることしかできない。ちょっと辛いぞ。(笑 

ここは昔からのアコギ仲間の家だ。DENPO-Gとは愛知県稲沢市にある伝法寺という地名から名づけられている。こじんまりしたライブ会場である。だから、演奏は間近で見聴きすることができる。

昨年は小松原俊も新譜を出した。なかなかにいい曲が揃ってる。残念ながら楽譜はまだ発売されていない。

休日の朝は中川イサトの『SAYONARA』ってCDをよく聴く。既に廃盤になっている古いものだが、いい曲が多い。十八番の『蘇州夜曲』はこのCDに収録されている。ユーミンの『MISSLIM』もよく聴くな。魔女の宅急便のエンドロールで流れる『やさしさに包まれたなら』はこのCDバージョンだ。

門戸を広げ過ぎてもダメだけど、いろんな曲を聴くのはいいね。日本のソロ曲はメロディーが立っているから好きだ。海外の曲にはなかなかメロディアスな曲がない。歳も歳だから、速いフレーズが弾けないってのもあるんだけどね。(笑

2017年2月15日水曜日

来ましたよ、食料品

これで三日間連続の晴れ。もう春じゃないのか?って感じです。夜明けも早くなってきて、日の入りも少しづつ遅くなってきています。今朝の気温は-5℃ですけど、風もないので寒さはありません。ゴルフもできるんじゃないのか?
プラハの6:30、少し明るくなってる。

フンポ村はこんなに快晴。でも除雪した3mの雪山は溶けてません。
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来ましたよ、食料品が。

それにしても、届いたらなんか言えよ。玄関の受付に放ってあったのを通りがかりに見つけた。ひょっとして.....と観てみたらEMSのタグがついてた。
こんな具合
 早速、自分の机の横に運び込んだ。誰かに持って行かれては困るからね。チェコではそんなことは考えられないけど、タイやインドじゃすぐに持って行かれるからね。沁みついてしまったな。(笑 その割には財布をすられたけど。

前回は大きな箱だったからか、課税されてた。しかも通関に一週間もかかってた。今回は至極順調だ。注文する時にも、くれぐれも二箱に分けるようにお願いしておいたのが良かったな。
5:37配達?きっと日本時間だよな。

中身ですか?
まずインスタントラーメン。レトルトのおかずやカレーや丼物。あとはファブリーズとか。
まあ、単身で生活してりゃ、こんなもんだわね。総量で11.445kg、〆て1.5万円の買い物だ。

これくらいのもので、リッチな気分になれるとは、なんと安上がりな人なんだろう。(笑 そんなんな割には、ギターに6万コルナ以上も払うのはちょっとおかしい。(笑
お祝いにと昨夜は秘蔵のカレーを食べた

梱包を開けるのは今週末の仕事だな。
商品は『これでもかっ』というくらい、プチプチで梱包されている。それにあらゆる隙間には、エアチューブが挟まっている。これが捨てる時には面倒なんだ。全部カッターで空気を抜いて、カサを減らさなけりゃいけない。

昨日、小さい方の箱を持って帰ったので、今日はもう一つ大きい方を持って帰るぞ。車通勤の時だと、駐車場から運び上げるのが難儀なんだな。それも二箱あるし。

文句を言いつつ、それでも嬉しい食料品の到着でした。

2017年2月14日火曜日

奇跡の山をやってみようか....と

今日もいい天気です。この天気がなんで週末に来なかったんだろう。ちょっと悔やまれます。今朝のフンポ村は-4℃。体感温度は-7℃らしいですが、風がなくて陽が照っているので、寒さは感じません。このピリッと感がいいですね。
今日はバレンタインデーですね。チェコでは義理チョコはありません。自分で買って食べるしかないですね。(笑 首の痛みも少しひいてきました。帰宅してからの温熱療法が効いているかもしれません。あずきのチカラ、どこへ行っても使ってます。
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少し前のブログで、新しい曲に挑戦する旨を書いた。岸部さんの『奇跡の山』だ。
Youtubeでは結構メジャーな曲で、多くの人がアップしている。こちらをご参照。岸部さん本人のものもあるから、聴いてみてね。

CDも楽譜もずいぶん昔に買ってはいたのだが、食指が動かなかった。ところが、このところやたら弾きたくなったというわけ。理由は分からんけど、何か日本っぽいのをやりたかったんだよね。前回練習した『不思議な丘の石』につづく日本シリーズとなるのか?(笑

ずいぶん昔、岸部さんも参加してくれたOFF会で、中国シリーズと銘打って『蘇州夜曲』と『揚子江』を演奏した。さすがにプロの前でその人の曲を弾くのは勇気が必要だった。

奇跡の山、いきなり二小節目で挫折しかかった。(笑
ちょっと複雑で、いつも使わないような指使いだから、パッと抑えられない。こんなことが2週間ほど続いた。

何か良い方法はないのか?

Youtubeみたりするんだが、皆さん平気な顔をして押さえている。やっぱり慣れしかないのか?ということで、スキーの往復中もつらつらと考えていた。

基準になる指を決めよう!

人差し指でセーハ、指は3弦、中指は6弦、小指は2弦。真ん中あたりで薬指を基準に押さえたらどうなるのか?試してみると......100%ではないけど、そこそこの確率で押さえることができるようになった。ここからあとは練習のみ。

2ページ目からは比較的容易な運指だから、最初の1ページが関門だ。TAB譜とは違う弦での押え方もあるのかもしれない。

例えば、Song for 1310など、TAB譜通りだとかなり苦しいところがある。一生懸命練習してたんだが、ライブで見たら全然違う運指をしてた。当然使っている弦も違う。これはズルいわ.....と思ったものだ。

せめて暖かくなる前には仕上げたいもんだ。

先日発送された食料品、既に通関を終えたようだ。今日にでも配達されるかもしれんな。
ところが、明日までは乗り合わせ通勤なので、持って帰れるのは木曜日だな。ひとつづつもって帰るって手もあるな。この方が楽でいいかも。

これでしばらくはリッチな食事ができるぞ。(笑

2017年2月13日月曜日

スキーと新年会

今日は晴れています。週末の天気予報はまたまた当たらず、ずーっと曇り空でした。現在の気温は-5℃ですが、最高+1℃まで上がる予報です。ちょっと嬉しいぞ。
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さて、この週末の記憶。

土曜日は日帰りでスキーに行って来た。昨年も行ったチェルナー・ホラ(Černá Hora)。ここはちょっと雪質が悪いし、登るゴンドラも混むので、一つ奥にあるペッツ・ポッド・スネジュコウ(Pec pod Sněžkou)へ行った。ここは雪質もいいしゲレンデも広い。

そう思って行ったのだが、チェルナー・ホラより駐車場が難点だった。リフト近くの駐車場は9時の時点で一杯。しばらく下ったところに駐車して、無料バスでリフト乗り場まで戻った。一緒に行った同僚がバス停に手袋を落としたというので探しに戻っている間、カフェで一休み。

彼が戻ってから、スキーのセットをレンタル、リフト券も購入していざ。プラハ市内でゴーグルを探していた。眼鏡の上から装着できるものなんだが、なかなかいいものがなかった。たまたまレンタルショップでいいものを見つけた。他のゴーグルが500コルナくらいの値段だったので、同等だろうと思っていたんだが、それだけ1,200コルナもした。(笑 それでも眼鏡の上からやれるゴーグルには満足した。表からはミラー加工されているんだが、中から見ると意外と曇りでもコブが見えそうだ。

気温が高かったせいか、雪質もイマイチ。山頂付近から黒コース(難易)のある辺りまでは大丈夫なんだが、それ以外はちょっとシャーベット状になってる。
天気も曇っていたので、コブもよく見えない。転倒こそしないけど、気持ちよく滑ることはできなかった。2時間ほど初心者相手にちーちーぱっぱを務めた。
曇ってる。雪も少し降り出した。

唯一の黒コース。それでも斜度は30度少々か?
ゲレンデの中のレストランで遅めの昼食。80コルナと格安だったけど、意外と美味かった。会社の食堂と比べてはいかんな。チェコもインドも、会社以外のレストランはどこも美味しいのだ。
凍ったイチゴ入りシャンパン
16時前には切り上げて帰路へ。

行きはムラダ―・ボレスラフ(Mladá Boleslav)までD10を走って下道に入ったが、帰りはフラデッツ・クラ―ロベー(Hradec Králové)まで南下してD11へ入るルートにした。ちょっとした周遊気分だ。

夜は新年会だった。場所は桂で日本食。豪華な新年会だ。18時から始まっていたのだが、到着したのは19時半頃。そこから22時過ぎ、他のお客さんがいなくなるまで宴会は続いた。22時過ぎに帰ったが、一部のマニアはそのままカラオケに突入したに違いない。(笑

日曜日、朝起きたら首が回らない。(笑
スキーで疲れてたから、変な恰好で爆睡してたのに違いないんだが、夜になっても治らない。月曜日の今日もまだ痛い。何かを飲み込むのも痛いくらいだ。筋を違えただけじゃないかもしれん。

どこか治ると別のところが痛み出す。歳は取りたくないもんだね。

2017年2月10日金曜日

食料品の調達

相変わらず曇っていてすっきりしません。今朝の気温は-2℃。まあ、そこそこです。明日からは天気も回復してきそうです。来週はプラス5℃って日もあるようで、そろそろ春か?と思わせてくれます。
2月15日に注目!
50kmPAのレストラン。閉まったまま。
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さて、食料品調達のお話。

プラハ市内には、いくつかの食材を売っている店がある。良く行くのは松竹。本店はデュッセルドルフなんだが、その支店だ。支店にもかかわらず本店は息子が経営して、支店はその親が経営している。彼は韓国人なんだが、日本語が堪能だ。いつも行くと世間話をして帰って来る。

もうひとつはJAPA。日本人二世のオカムラ・トミオ(チェコの国会議員)が経営している。このオカムラ トミオ、以前笑ってコラえてで紹介されていたから、観たかたもいるかもしれない。品物はJAPAの方が充実しているが、店員はチェコ人のみだ。以前は日本人のスタッフがいたのだが、レストラン桂へ移ってしまった。それからはあまり行っていない店だ。どちらの店でも買うものは似通っている。薄切り肉、冷凍餃子、冷凍納豆などなど。

食材店があるとはいえ、そこは海外だから値段は高い。何も買えないインドよりはマシなんだが。

そこで利用するのが会社の食料送付制度だ。一年に四回注文することが可能だ。一回につき最大20Kgまでの送料を会社が負担してくれる。それぞれの価格は、日本のスーパーで買うより高いが、それでも持ってくる手間を考えれば安いもんだ。特に液体もののハンドキャリーは難しいもんね。

先日、今年度三回目の注文をしておいたところ、今朝になって発送したとのメールが届いた。
早速、EMSの追跡で確認してみた。

まあ、こんなもんだ。そんなに早く来ることはない。

前回注文した時は、容量がすくなかったからなのか、一つの大き目の箱で届いた。その際、何故か通関手数料をしっかりとられたのだ。いままでそんなことはなかったのに。
だから、今回の発注では小さ目の箱に分散してほしい旨を依頼しておいた。確認してみると、二個口になっているからたぶん大丈夫だ。

とにかく通関で手間取ったのか、プラハに一週間ほど留め置きされたから、ずいぶん時間がかかったのだ。今回はスムースに事が運んでほしいもんだ。

いつ届くか、楽しみに待っていよう。とどくとなんかリッチな気分になるからね。(笑

さて、金曜日です。良い週末をお過ごしください。

2017年2月9日木曜日

ポーランド出張

曇っています。気温は-6℃、最高でも-4℃の真冬日です。先週末は雨が降ったので、春は近いんじゃないか?と思ったのですが、そう甘くはなかったようです。再び冬の憂鬱な曇り空に逆戻り。
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ポーランドのお客さんの所へ訪問してきた。

プラハ2区で同僚を拾って、チェコ・ポーランド国境近くのFrýdlantってところで昼食。リベレツ(Liberec)の先にあるちいさな街だ。ここでフンポ村から来たスタッフと合流。このレストラン、小さいんだけど地元客で大層賑わっている。ランチメニューのグラーシュを注文。スープもグラーシュも美味しかった。クネドリーキがついてくるんだが、会社の昼ご飯で食べ飽きていたので、ジャガイモに変えてもらった。

お客さんでの打合せは13:30から。このフリードラントからは40分ほどで到着した。
打合せは熱が入り、17:00まで続いた。はあ~っ、疲れたわ。

けど、これから帰りの道中も長いぞ。

このお客さんの場所は、チェコからさほど離れてはいない。ポーランド食器で有名なボレスワビエツ(Bolesławiec)もすごく近い。残念ながら仕事だし、17:00まで打合せをしていては買い物には行けないな。同僚もいるし。
位置関係はこんな感じ
上の地図で見ても分かるが、ボレスワビエツまではわずか30分ほど。ちょっと悔しい。(笑

帰路、ポーランドを出る時は-5℃。リベレツ手前の峠では-6℃まで下がったが、幸い道路に雪はない。ひたすら走り続けて約3時間でプラハに戻った。

走行距離は約390km。一日で走る距離じゃないよな。