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インターネットを検索すると、やっぱりクラシックギターで爪の話題が多い。ナイロン弦で爪が大切なんだから、更に硬いスチール弦のアコギなんぞは、爪がないとなんともならないんだろう。女性ではないのに爪をどうこうって、ちょっとね。(笑 しかし、ギター弾きにとっての爪ってのは、バイオリンでいう弓にあたるホントに大事なものなんだ。
そうは言っても、爪で弾いていない有名なギタリストもいる。トミー・エマニュエルを筆頭に、ローレンス・ジュバーやレオ・コッケ。意外と日本人がいないんだな。
トミー・エマニュエルは知る人ぞ知るギターの神様なのだ。そのお方が爪を使っていないんであれば、爪などであれこれ悩む必要もないし、弾くまえの面倒な爪の手入れも必要なくなる。
でも、どうなんだろう.....。
日本のアコギ弾きのプロはほとんど爪を伸ばしている。僕もソロギターを始めて10年以上になるけど、その間はずーっと爪を伸ばしてきていた。最近は加齢(たぶん....栄養失調かも)のせいで鷲爪になってきているので弾きづらい。
鷲爪ってのは、爪の先が指方向へ垂れ下がって来る。ここで弦を弾こうとしても、引っかかってうまく弾けないんだ。だから、極力爪は短くしている。以前はたしかにそうでもなかった。そこそこ長かった。パソコンのキーボード上の文字が削れて見えなくなるくらいだったもんな。
現在は相当短く削っている。指頭で弾いた後に爪がちょっと当たるって感じだ。これだとかなり柔らかい音が出せる。ところが鷲爪だとここで弦に引っかかってしまうんだ。
人差し指 |
中指 |
薬指 |
1) スカルプチャー
付けている時はいいんだが、だんだん爪が薄くなってくる。自爪がそのうち卵の殻くらいになってしまうので、自爪は諦める必要があるな。
2) 付け爪
透明なプラスチック製のものを自爪に合わせて成形して使ってた。これは爪が折れた時用。
3) アロンアルファ
爪をくっつけるためではない、垂れた爪と指先の間にアロンアルファを流し込んで、鷲の口ばし部分を埋めてしまおう.....という魂胆だ。これは意外といけるが、爪の成長と皮膚呼吸のせいですぐにはがれてしまう。ちなみに、はがれたアロンアルファはちゃんと拾っておこう。両端が尖っているから、足に刺さると痛いぞ。
まあ、いずれも面倒なことだ。風呂で温めておいて、爪の左右からつまんでやると少しは真っすぐになるんだが、当然すぐに戻ってしまう。矯正用の器具もあるようなんだが、そこまでするか?
いっそのこと、指頭弾きにしてしまった方が楽だ。けど、きっと音はこもり気味になるんだろうな。
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