2017年4月13日木曜日

復活祭

昨夜から雨です。プラハはパラパラでしたが、南へ来るにしたがって本降りになりました。現在の気温は8℃で、最高でも9℃止まり。終日こんな天気のようです。
来週の天気も芳しくないようです。
昼食時、雪がパラパラと舞いました。イースタースノー、やっぱり来たぞ。
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さて、明日から復活祭が始まります。そう、イースターです。チェコ語ではVelikonoce(ヴェリコノツェ)といいます。

そもそも、キリストが復活したことをお祝いする祭りなんですね。今年の農作業が始まる合図でもあります。毎年この時期の満月の日がイースターにあたります。だから、毎年日にちが違います。

チェコのイースター、特徴は先のブログでも紹介した卵とムチ。

男性はイースター・マンデーの朝に女性の家を訪ね、柳で編んだムチで女性のお尻を象徴的に叩くのだそうです。象徴的ですよ。思いっきり叩いてはいけないのです。違う方向に行っちゃいますからね。危ないですよ。叩かれると、悪魔を追い払い事ができるんだそう。女性には悪魔が住み着いているとか、ちょっと納得できるような話ではあります。(笑

そうすると、その女性はこの一年間を健康に過ごせ、子宝にも恵まれるという、なんとも霊験あらたかなお祭りなのです。そのお礼に、卵の形のチョコレートなどを男性に返す習わしなんだとか。

じゃあ、男性には何もご利益がないのか?....と気になったりしますね。

プラハでやるかどうか知りませんが、スタッフに聞くと、Řehtačky(ジェフタチキ)を鳴らしてミサの時間を知らせるという行事もあるそう。この時期、キリスト殉死の喪に服して、教会は金を鳴らさないのが通例らしく、子供たちがŘehtačkyをガラガラ慣らして、時間を知らせるんだそうです。
Řehtačky
丸い棒のところを持って、ぐるぐる回すとギアが薄い板を弾いて音が出る仕組みらしい
まあ、キリスト教最大のお祭りですから、我々仏教徒には関係ありませんが、お祭りはいいですね。くれぐれも主旨を理解して参加しましょう。そうはいってもチェコ人の宗教観は日本人によく似ていて、無宗教の人が多いのです。皆がみんな理解しているかというと.....疑問ですな。

もっと詳しいイースター情報は、インターネット上にありますので、そちらをご覧ください。

今日は木曜日ですが、一足お先に連休に突入します。明日から月曜日まではこのブログもお休みします。良い週末をお過ごしください。

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