今朝の気温は5℃と、12月とは思えない暖かさ。今週末には日本人会のクリパがあるんだけど、クリスマスって感じじゃないです。
さて、ギター造りの最終工程へ行きましょう。
塗装を終えた本体は、一旦こんな感じで保管されます。全部叩いて回りたいですねぇ。
バフ掛け工程では、ギターの表面をきれいに磨き上げます。
さて、弦を張って検品です。折り畳みギターもめずらしい。ほしいとは思わないですが、受け狙いならいいかもしれません。検品する人たちって、当然ギター弾けるんだろうな。
完成したギターたちは、ケース(Hiscox)に入れられ箱詰めされます。これは正に日本向け。スタジオ・エムの社長宛てにいたずら書きをしてしまいましたよ。(笑
数か月後、その社長からメールが届きました。やっぱり驚いたそうですわ。
日本のスタジオ・エム向けのシッピング・マーク。出荷待ちの箱がたくさんありましたよ。 |
4月に発注して、7月に出来上がりました。
出来あがった連絡を受けて、土砂降りの中を引き取りに行った。やっとご対面です。 |
Style : G23 cutaway
Top : Adirondack spruce
Back & Side : Madagascar Rosewood
Neck : Mahogany
Finger board : Madagascar Rosewood(別に注文してないけど、勝手に造られた 笑)
Head stock : Madagascar Rosewood
Nut width : 45mm(もう少し広くても良かったかも)
Saddle & Nut : TUSQ(牛骨で頼もうと思っていたのに忘れた)
End pin : Rosewood(ジャック用の12mm穴がない。あるもんだと思っていたので頼まなかった 涙)
フォルヒ取り扱い10周年記念モデルとほぼ同じスペックですが、細かい部分が違ってます。本当はスロッテッド・ヘッドにするとかいろいろと考えましたが、ますます価格が高くなるので止めておきました。フォルヒ・息子も、あれやこれやオプションを勧めてきます。商売上手です。
現在、スタジオ・エムの価格表では、G23-SRCTの実勢価格が22万円。アディロン・トップのオプション8万円にマダガスカル・サイドバックのオプション11万円を加えると41万円のギターということになります。高額商品ですね。まぁ、よく言われているように、一流メーカーに比べれば安いものです。これがマーチンだったら100万円近くになるでしょう。しかし、ギター弾かない人にとっては大変な買い物ですよね。
最後に、インレイワークの可愛いおねーさんの写真をもう一枚載せておきます。(笑 フォルヒを見たら、彼女を思い出しましょうね。
ヘッドストックのインレイを彫ってます。右上にあるのは、25シリーズのものですね。 |
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