2016年11月25日金曜日

チェコ・トリビア #15 チェコ人の運転

相変わらず霧。プラハ市内は良かったのですが、郊外からD1全線が霧です。フンポ村は全く霧の中。久しぶりにフォグランプ点灯してきました。
今朝の気温は4℃。やっぱり暖かいから霧が出るんでしょうね。プラハ市内は、ヴルタバ川から霧が湧いてくる感じです。

50kmの休憩地点。トラックも増えてきました。
会社はこんな状態
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以前、車の運転のことについては、トリビア#8で書いた。おおよそはこんな具合なんだが、注意しておかなきゃいけないのは、チェコ人の運転の荒さ。仕事をしていると穏やかな国民性なのに、ハンドルを握るとなぜ性格が変わってしまうのか?もちろん日本でもそういうことはあるんだが、チェコはその確率が非常に高い。
過去からの抑圧の産物なのか?家庭でも職場でも女性に押さえつけられている抑圧なのか?

せまい日本、そんなに急いでどこへ行く

ご存知ですよね、いい標語です。これを国内に広めたら、もう少し運転マナーも良くなるんじゃないのか?って思う。

で、何が問題なのかと言うと、

高速道路を130km/hで走っている。後続の車が後ろにピッタリはりつく。なんで?
下道を90km/hで走っている、後続の車が後ろにピッタリはりつく。なんで?

運転だけに留まらず、人には自分のエリアってもんがある。心理学用語でいうとパーソナル・スペース。大きくは四つに区分されているが、ここに車の車間距離も含めてもらいたいくらいだ。

安全な車間距離については、日本では必ず勉強するし守ろうとする。この車間距離についてスタッフに聞いてみると、そんなことは全く知らなかった。簡単なことなのに。

ってことは、そもそもそんな指標がチェコには存在しないのだ。交通事故死亡者数の割合、日本との違いはこんなところにあるのかもしれない。

仕事でも問題だと思っていることは、前工程の仕事をすべて信用してしまうんだ。性善説を絵に描いたようだ。だから、先行車の運転を完全に信用してるんだろう。突然、急ブレーキってことは考えもしないのだろう。だから彼らに車間距離は必要ないのだ。

以前、すごい勢いで後ろに張り付かれてブチ切れたことがある。その時は10km以上も、後ろから追いかけてやった、走行車線に入っても許さない。べったりくっついてやった。復讐心は満足するんだが、自己嫌悪に陥るな。それ以来、こんなことは絶対にしないことにしている。

チェコは日本の北海道くらいの面積しかない小国。縦断でも横断でも、半日ほどあればできてしまうくらいだ。

せまいチェコ、そんなに急いでどこへ行く

Google先生が上手く訳してくれるといいんだけど。

そうそう、トラックは別ね。トラックに関しては日本の運転手に見せてやりたいくらいマナーがいい。惚れてしまうわ。(笑

さて、金曜日になりました。良い週末をお過ごしください。

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