2016年7月8日金曜日

出張日記 その3

さわやかな天気です。ただいまの気温は11℃。7月なのに。
日本は梅雨で鬱陶しい毎日が続いていることでしょう。チェコはこの気温、しかも湿度は37%。本当に過ごしやすいです。冬を除けば....ですけど。
ネットで富良野の写真を見ました。もちろん夏の時期ですけど。行ったことはありませんが、チェコは景色も気候も似ていますね。
今朝の75km地点。雲は多いですがいい天気です。
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さて出張日記の最終回はタイです。

ここは1992年から1995年まで駐在してたところなので不安なし。スワンナプーム空港からチョンブリ県にある会社までは、安全をみて空港のリムジンタクシーを利用した。カムリだった。運転手はおばちゃんだったけど、運転は上手かった。行先は英語とタイ語のごちゃまぜで案内。それにしても20年も前に駐在してたところなのに、不安なく行きつけるところがすごい。自分を褒めてあげたいな。(笑
運転手のおばちゃん、良く喋るわ。さすが『微笑みの国』だけのことはある。誰もにこやかだ。スーパーのレジのおばちゃんもこれを見習え!って言いたいところだ。

一日目
20年前に駐在してた会社を訪問した。勝手知ったるなんとか。会議を含めて半日を仕事に費やした。
夜はその会社の日本人メンバーで、近くのリゾート地バンセンへ出向いて、シーフードの会食。
このレストラン、海の上にあるのです。床下は海。

どーです、豪華なシーフードの数々。ムール貝、生ガキ、シーバスのから揚げにソムタム。垂涎ものだね。

宴も進んで夜の海。風はさわやかだけど、蚊が多い。
お皿に残った食物は海に捨てればいい。魚がきれいに始末してくれるんだ。このレストランは昔も来たことがあるけど、少しきれいになっていたようだ。
バンセンからバンコクへ送ってもらい、ホテルにチェックインしたのは22時を回ってた。(笑 インドの頃からいつも使っていたホテルなので、ここもやっぱり不安なし。ただ、インド人経営なので、インド人が多いのがたまにキズなんだけどね。

二日目
朝から別の工場を訪問して打合せなどなど。終日の仕事。
夜は日本の会社から来ていた支援者を含めて、久しぶりのタイスキで宴会。相変わらずの渋滞で、たどり着くのが大変だった。
エカマイ(Soi63)にあるMKスキ。ここのタレはおいしい。ここは金』がつく高級店だ。昔は普通だったのに。


鍋は野菜がたくさん食べれるからいいね。しかもパクチ大盛り。(笑

タイ名物のスイカジュース(テンモー・パン)

鍋が終わると恒例の雑炊。日本人が始めたことなんだが、タイでもメジャーになった。
会食中にスコールが来た。雨が降って湿気が下がるかと思いきや変わらない。相変わらず暑い。ただ、タイ人は歓迎の意味を冷房の強さで表すから、室内は寒い。暑い国なんだが、ジャケットは必須なのだ。
ホテルに戻ったのは23時前だった。明日は5時起きで6時にはホテルを出発しなくちゃいけない。タクシーを予約しておいて就寝。

不安要素のタクシーも時間通り来た。領収書が欲しかったので、普通のタクシーより高い500バーツで空港まで。普通のタクシーなら300バーツほどで行けるところなのに。

搭乗前に最後のタイめし。
ガパオはタイ屋台の定番料理。ナンプラーと醤油風味のこれは大好物。
正式には『パット・ガパオ・ガイ』と言う。パットは炒める、ガパオは(ホーリー)バジル、ガイはチキンだ。なんとイージーな命名だろうか。たとえば、ホーン(グ)は部屋、ナームは水、合わせてホーン・ナームはトイレのこと。工場はロンガーンという。これはローン(建物)とンガーン(お金)を合わせたものだ。タイ語はこんな感じなので覚えやすいのだ。動詞に時制の変化もないしね。
チキンがダメなので、『別の物に変えてくれ....』と頼んだら、エビならいいと言う。ガパオ・クンだ。
おいしくいただいて、フィンランド航空に搭乗した。
タイ料理で有名な『トムヤム・クン』ってのがあるよね。このクンってのがエビって意味。発音を間違うと『あなた』という意味になるから注意ね。

20年前のバンコク、BTSや地下鉄がなかった。高速道路もドン・ムアン空港への一本だけだった。日中の市内平均速度は4km/h、世界一広い駐車場と揶揄されていたものだった。ずいぶん変わったな。それも良い方に変わった。ここは第二の母国。進歩してくれると嬉しいもんだ。

駆け足で巡ったアジア一週間の旅。これにて終了です。仕事だったからか、意外と時差ボケには悩まされずに済んだのはありがたかったです。チェコに戻っても時差ボケなし。ただ、寒くて風邪をひいてしまいましたわ。

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