2016年10月12日水曜日

チェコ・トリビア #13 従業員...休む

今朝は雨音で目が覚めました。一層、憂鬱になる音です。

この時期、冷たい雨ですわ。

『冷たい雨』といえばハイファイセットです。山本潤子さん、しばらく活動は休止されているようです。2014年にご主人の山本俊彦さんが亡くなりましたね。お二人とも赤い鳥のメンバーでした。彼が亡くなったことで、期待していた赤い鳥の再結成は不可能になってしまいました。高校生の頃に良く聴いていたグループです。ずいぶん前ですが、全CDのセット、大枚をはたいて買ってしまいました。ただ、初期の5人の頃の方が好きです。『翼をください』や『竹田の子守歌』なんかが有名ですね。『翼をください』ですけど、英語版があるのをご存知でしょうか?赤い鳥も歌っていますが、スーザン・ボイルのWings to flyがお勧めです。赤い鳥バージョン、歌詞がちょっと....ね。

さて、今朝の気温は4℃で最高でも5℃止まり。雪じゃないだけマシって感じです。
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さて、久しぶりにトリビアです。今回は仕事での話題。

チェコ人の国民性は以前にも書いたことがあるが、非常に保守的なんだが、決められたことはきちっとこなす。一緒に仕事をしていく上では、頼もしい相棒だ。

ただ、問題がない訳ではない。

1) 決められたことはやるんだが、それ以上の改善は望まない
2) システムや道具を導入すると、完成した気になる(それを使うのは人なんだが...)
3) 休むことが多い

休むことについては、日本人と比較しての話だから、世界的に言えば問題と言えるほどのことではないかもしれない。欧州では休暇をしっかりとるのは当たり前だしね。日本人が働きすぎなんだな。いや、日本からの圧力と言うのか。

計画的な休暇で休むのはいいとして、問題はある。

昨日、『献血』だから休むとメールが届いた。 何だと?

今さらなんだが、献血で休むのは当地では当たり前なんだ。日本だと献血とその後の休憩で30分ほど仕事を抜けるだけなんだ。この違いは一体何なんだろう。いつも考えてしまうな。

それと災害。工場だから、ちょっとした怪我は付きものだ。ちょっとした怪我ってのは、日本で言う赤チン災害。もう少し程度が上がると不休災害になる。

先日、従業員が安全柵の扉で指を挟んだ。帰宅してから痛みが出てきたので、かかりつけの医者にいったところ、10日間の自宅療養の診断を下された。赤チンから一気に休業災害に格上げされた訳だ。しかも10日間。
どんだけの勢いで閉めたんだ?

不休災害と休業災害では重みが違う。指を挟んだだけで休業災害て......。

こんなことは多い。チェコだけじゃないかもしれないが、日本との差を感じさせる困りごとだ。

郷に入っては郷に従え.....ってことなんだけど、どうもすっきりしない。

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