2017年3月23日木曜日

適正な弦高とは

相変わらずうすら寒いチェコです。今朝の気温は3℃。春にしては少々寒くはないか?それに曇っているから、よけいに寒く感じます。これも三寒四温なんでしょうかね。徐々に暖かくなって、天気も良くなってくれることを期待してます。

Koverovice村近くのお気に入り。霧が出てます

こんな具合のところで休憩中
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ギターを始めると、指は痛くなるし、音もうまく出ない。特にFコードなんかは難しくて、多くの人たちがここで挫折を味わっているに違いない。

ギターを購入すると、嬉しくてすぐに弾きたくなるんだが、買ってきた状態ってのは、決して良い状態じゃない。特に今日のタイトルにある弦高だ。

多くのギターは、様々な弾き方に対応できるように、弦高は比較的高くセットされている。弦高が高いと、Fコードのように難しい運指の時には押さえきれずに『ボコッ』って音になってしまう。特にローポジションでは顕著だ。

フラットピックを使ってジャカジャカ弾くと、弦の振動は大きいけど、コードを押さえるだけなので運指は比較的容易だ。少し音がボコッても分かりゃしない。(笑 

対して指弾きの場合は、そんなに大きくは振動しないけど複雑な運指になる。それに単音弾きなので、ボコッたら丸聴こえだ。ということで、指弾きの場合には、弦高をギリギリまで落として、押えやすくしておかないと、ちょっとカッコ悪い。

一般的には、6弦12フレットで測定するんだが、フレット上端から弦の下端まで2.5mmってのが基準だ。ここから弾き方に合わせて上下する訳だ。

先日来、ネックの逆ゾリで1弦と2弦にビビり出ていたので、トラスロッドで調整をした。この調整、弦高を高くする方向へ調整した訳ね。ビビりは消えるんだけど、弦高が高くなると弾きづらくなる。ローポジションはほとんど関係ないのだが、7フレット以上のハイポジションでは結構影響がある。

弦を緩めて調整して、弦を張って音を聞いて、押えてみて.....を繰り返して妥協点を見つける訳だな。めんどくさいわ。

今のところ、ウチのギターは2.3mmの弦高にしてある。ちょっと低めなんだが、ビビらないギリギリの線がここ、ということだ。

ギターも生ものだから、意外と動いてしまうんだな。ちょっと弾きづらいと思ったら、こまめに調整するのがいいです。

トラスロッドで調整するにも限界があるので、それを越えるようであればサドル・ナットの調整になるんだが、ちょっと敷居が高いな。

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